「ヘアカラーをした直後はいい色だったけど、数日経ったら色が変化していた」そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。せっかく染めたのに、色が変わってしまったらショックですよね。ヘアカラーがすぐに落ちてしまうのには原因があります。その理由を知っておくことで、正しい対策をとることができます。今回はヘアカラーが色落ちする原因とその対策について詳しく解説していきます。
1.色落ちしやすい色、しにくい色がある
ヘアカラーには、色落ちしやすい色としにくい色があることをご存じでしょうか。例えば、アッシュ系やマット系、赤系のカラーは色が非常に落ちやすいです。反対にブラウン系やバイオレット系のカラーは色が落ちにくくなっています。
美容院でヘアカラーをするときに最初のカウンセリングで必ず色味を聞かれると思うのですが、色落ちしやすいかどうかを知っておくだけで、どの色を選べばいいのか絞れますよね。また、暗ければくらいほど色持ちは良く、明るければ明るいほど色落ちしやすいので、色持ちが短くても理想の色味を楽しみたい人は明るい色を、何よりも色持ちを優先したいのであれば、ブラウン系やバイオレット系のカラーといった暗めの色を選択するといいでしょう。
2.ヘアカラーが色落ちする原因と対策
・キューティクルが開いている
ヘアカラーが落ちる原因は、本来色が定着するはずの髪の毛のキューティクルが、ダメージによって開いている状態だからです。キューティクル内に留めることができないので、色が流れ出てしまうというわけです。キューティクルを閉じ込めるためには何よりも髪の毛のケアが大事です。健康な髪の毛に近づけるようにトリートメントなどを入念に塗り込む必要があります。
・洗浄力が強いシャンプーを使っている
洗浄力が強いシャンプーを使っていると、カラー剤までも一緒に洗い流してしまいます。「ヘアカラーが長持ちしない」と嘆いていた方は、まず現在使っているシャンプーの種類の見直しをおすすめします。洗浄力が強いものは髪の毛についた汚れやフケの除去には適していますが、特別そのような悩みがないのであれば、アミノ酸系のシャンプーに切り替えましょう。また、カラーをしている髪専用のカラーシャンプーも販売されているので、こうした種類のシャンプーを使うのも有効な方法です。
・ドライヤーのかけ過ぎ
髪の毛は熱ですぐにダメージを受けてしまいます。ドライヤーをかけ過ぎると髪の毛が乾燥し、キューティクルが開いてしまう恐れがあります。濡れたままの状態で放置するのが一番いけないのですが、ドライヤーのかけ過ぎにも注意してください。
タオルドライである程度の水分をとっておくことで、ドライヤーを使う時間を短縮できるのでおすすめです。
・紫外線の影響
肌と同じで紫外線は髪の毛に悪影響を与えます。健康な髪の毛に必要なタンパク質を流出させ、そのときにヘアカラーの色素も一緒に落としてしまいます。つまり、できるだけ紫外線を浴びないようにすることが大事です。外出時には、帽子をかぶったり、髪の毛専用の日焼け止めを塗ったりして、日ごろから紫外線対策をするようにしましょう。
・過去にブリーチの経験がある
一度でもブリーチをしたことがある髪は、大きなダメージを受けています。理想のカラーがきれいに入るので、その人気はいまだに根強いのですが、驚くほどのスピードで色落ちします。早い人であれば、1週間程度で色が変わってしまうので、短期間しか色を楽しむことができません。ブリーチをした部分をすべてカットしなければ元の状態には戻らないので、施術前に後悔しないかいま一度考えましょう。
・熱いお湯で洗髪している
シャンプーをするとき、熱々のお湯で洗っていませんか。熱いお湯の方が汚れをしっかりと落としてくれるイメージがありますが、髪の毛はダメージを受けてしまいます。適切な温度は38度前後とされており、「ちょっとぬるいな」と感じるくらいがベストです。
3.まとめ
ヘアカラーの色落ちが早いと感じていた人は、もしかしたらあなたのヘアケアに問題があったからかもしれません。とにかく一番大事なことは、ダメージから髪の毛を守ること。紫外線を浴びないように注意したり、乾燥させないようにトリートメントを塗るようにしたり、いくらでも対策は講じられます。今回ご紹介したヘアケアを今日からでも実践してみてください。
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